utf8 (日本語)

LÖVE 0.9.2 から使用可能
このモジュールは以前のバージョンでは非対応です。


O.png utf8.char は 0.9.2 では正常に動作しません。しかしながら、この問題は 0.10.0 以降では存在しません。  


このライブラリは UTF-8 文字コード形式 (encoding) による文字列を扱うための基本機能を提供します。

全ての関数は require("utf8") により返されたテーブルの内側にて提供しています。このライブラリで扱えるのは UTF-8 文字コード形式であり、それ以外の Unicode 規格による文字コード形式には対応していません。文字の分類など文字の意味を必要とする全ての操作は適用範囲外です。

使用方法の詳細は、 リファレンスマニュアルを参照してください。


用例

ユーザが入力したテキストを表示した後に、 UTF-8 モジュールを使用して消去します。

local utf8 = require("utf8")

function love.load()
    text = "Type away! -- "

    -- love.keypressed が発生するまでバックスペースを複数回押し下げたままにできるようにするためにキーリピートを有効にします。
    love.keyboard.setKeyRepeat(true)
end

function love.textinput(t)
    text = text .. t
end

function love.keypressed(key)
    if key == "backspace" then
        -- 文字列にある最後のUTF-8 文字のバイト・オフセット。
        local byteoffset = utf8.offset(text, -1)

        if byteoffset then
            -- 最後の UTF-8 文字を削除。
            -- string.sub は UTF-8 文字ではなくバイトで操作を行うため、 string.sub(text, 1, -2) を使うことはできません。
            text = string.sub(text, 1, byteoffset - 1)
        end
    end
end

function love.draw()
    love.graphics.printf(text, 0, 0, love.graphics.getWidth())
end


文字の演算により「ほ」を半濁音「ぽ」にします。これを応用することで、変換テーブルを組まなくても、全角・半角、新字体・旧字体、歴史的仮名遣い、ひらがな・カタカナの相互変換が行えるようになります。 詳しくは、文字コード表 (Windows では文字コード表のアプリケーションを起動) を参照してください。

local utf8 = require("utf8")


function love.load()
-- フォントの指定と設定を行ってください。
end

function love.draw()
	code = utf8.codepoint('ほ')  + 2
	love.graphics.print(utf8.char(code), 20, 20)
end

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